【元教員が解説】部活をやめたくて憂うつなら、やめてもいい話

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こんにちはめいです。

高校の国語の教員を5年間していました。その中で部活動の顧問もやっていました。

 

部活をやめたい。でも顧問に言うのも怖いし、内申に響くかもしれないしどうしよう…

こんな悩みを持ちながらなんとなく部活を続けている生徒って結構いるんですね。

部活には部活の人間関係もありますし。

 

部活動は「生徒の自主的な活動」という位置づけなので、強制的に入らなければならないものではありません

 

部活は教育活動としては必須のものではないので、やめたいのであれば辞めていいのです。今回は、部活の円満な辞め方と、辞めたら内申書に響くのかという疑問などにお答えしていきます。

【元教員が解説】部活をやめたくて憂うつなら、やめてもいい話

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部活なんてやめてもいいんだ!

なんとなく今の学校現場は「部活をやるべき」みたいな圧力があって、

部活をやめるなんてけしからん

というような先生もいるのですが、部活に絶対入っていないといけないという拘束力はないんです。

 

高校の場合、生徒が受けなければいけない授業時間は一定の基準が決められています。欠席などが多く、決められたラインを下回ると留年になってしまいます。

 

ですが、部活動はそういった拘束力はなく、あくまで生徒の自主的な活動ということになっています。

自主的な集まりなので、辞めたくなったらやめていいんですよ、本来。

部活の円満な辞め方

では、部活を円満に辞めるためにはどうすればいいのでしょうか。以下が部活を円満にやめるための具体的な方法です。

適当な理由を作る

基本的に親と顧問に退部を納得してもらえれば円満にやめることができます。そのため、親と顧問を説得できそうな理由を作りましょう。

よく使われるのが

・勉強を頑張りたい

・他の活動(習い事など)を頑張りたい

ということですね。学校は勉強第一なので、勉強を頑張りたいという理由はかなり効果があります。

予想される反論としては

部活も頑張りながら勉強も頑張れるでしょ!というのがありますが、

頑張れません!と突っぱねるのがいいですね。

 

また、以前からバレエなどの習い事をしていて、学校にはバレエ部がないからとりあえず料理部に入った。でもバレエを優先にやりたいから部活をやめる。

 

こういう場合もあります。

これはこれで、理由として立派なので親と顧問の了解を得られるでしょう。

特に親は、部活よりも長年やっている習い事を応援してくれる親も多いです。

 

部活をやめたい本当の理由が人間関係とかであっても、上の2つの理由を使った方がいいです。

どうしてかと言うと、人間関係は修復可能だからです。

「Aさんと仲がよくないのでやめます」と言っても

「もうちょっと仲良くできるように頑張ってみたら?」と言われるのがオチです。

 

まあ、別に

「いろいろ頑張ったけどもう無理です」

と言ってやめてもいいのですが、結構難しいですね。

親の了解をとる

顧問の先生に伝えるより先に親の了解をとっておいた方がいいです。親に味方になってもらうのです。

多くの親は、いい成績をとっていい進学や就職をしてほしいと思っているので、勉強をしたいから部活をやめるということに強くは反対しないはずです。

反対されたとしても、顧問に伝えるより先に親に伝えておくのが正解です。

顧問に伝える

親を説得してから顧問の先生に伝えましょう。伝える時は

・やめる理由

・今までの感謝

これを簡潔に伝えます。

 

勉強を頑張りたいので部活を辞めます。今までいろいろありがとうございました。

 

これでいいと思います。

どうしても顧問がやめさせてくれなかったらどうするか

顧問の先生は「部活やめたいです」という生徒の対応に慣れています。そう言ってくる生徒はたくさんいますからね。

顧問の先生の考え方によって対応は異なります。

さらっと辞めさせてくれる先生もいるし、なかなか辞めさせてくれない先生もいます。

なかなかやめさせてくれない場合はどうすればいいのでしょうか。

休部

よくある妥協案としては「休部」という形です。

勉強を頑張りたいのであれば次のテストまで休部。

習い事などで大きな大会があるのであればその大会まで休部。

 

そんな感じの対応で、とりあえず部活から離れてみるという対応です。

ちょっと冷却期間をおくのです。

部活動に参加しない

これは休部という選択肢も却下された時の対応です。

わりと強硬な手段になりますが、部活動に参加しなければいいのです。

顧問の先生に「明日から部活をお休みします」と宣言してください。

 

繰り返しになりますが、部活動は生徒の自主的な活動です。やめたいと思ったらやめていいのです。

親や顧問に説得されて「続けようかな」と思えるくらいなら続けてもいいのでは?

私個人の意見ですが、親や顧問に説得されて「やっぱ続けようかな」と思えるくらいであれば続けるのがいいです。

3年間部活動を続けたというのはかなり大きな実績になります。大きな大会に出ていなくても、ずっとベンチでも、続けたことに意味があると受け取られます。

よく進学や就職の面接などで、

「学校生活で頑張ったことは何ですか?」と聞かれます。

これに部活動を上げる生徒は多いです。

面接のためだけに部活動を続けるの?

と言われそうですが、その通りです。それでもいいと思っています。

また、部活をやめたということを後悔する生徒も多いです。

部活をやめたら内申書に響くのか

先生が内申書で生徒を悪く書くことはない

 

部活動をやめたくても、内申書に響くのが怖くてやめられないという生徒もいます。

部活を途中でやめるのは内申書に響くのでしょうか?

 

内申書を出す側(3年生の時の担任の先生)としては、

「この生徒は3年間○○部に所属しました」

「この生徒は2年の途中で退部しました。」

「この子は○○部の部長を務めました」

ということは当然書きます。

 

この時、途中で退部したら内申書に何か悪いことを書かれると心配する生徒もいますが、それはまずありません。

 

内申書は基本的に数字(国語が3とか数学が4とか)と客観的事実(所属していた部活動・委員会など)の羅列なので、教員の私情を挟む余地はほぼありません

加えて、最近は生徒の良い所を評価しようという動きがあるので、生徒を非難するような書き方をすることはほぼありません。

部活の実績を評価するかしないかは受験先しだい

 

内申書に書いてある実績を評価するかしないかは受験先が決めるのです。

基準は受験先でそれぞれで違うので、内申書に書いてある内容がどの程度評価されるかは生徒や先生にはわかりません。

 

わかりやすい例で説明します。

A君は専門学校に入学したいと思っています。

部活はサッカー部で、引退まで頑張って続けました。部長などの役職にはついていませんでした。県大会などにも出ていません。

内申書を作った先生は

「3年間サッカー部に所属した」と内申書に書きました。内申書の内容は生徒に知らされることはありません。

 

A君は2つの専門学校の入試を受けました。

○○専門学校では、部活動については部長などの役職についていたら2点と決めていました。それ以下は0点です。つまり、「3年間サッカー部に所属した」というだけでは、部活動をやっていない生徒と同じ得点(0点)ということになります。

 

一方、××専門学校では、部活動は成績や役職に関わらず引退まで続けていれば1点の加点として計算します。つまり、3年間サッカー部に所属したA君は1点、部活に所属していない他の受験生は0点となり、内申書の点数に差がつきます。

 

つまり、同じ「3年間サッカー部に所属した」という記述でも、○○専門学校では部活に所属していない生徒と同じ扱いになり、××専門学校では差が生まれます

 

このような感じで、受験先の基準によって部活動が評価されるかどうかが決まるのです。当たり前ですが、このような基準は受験生に知らされることはありません。

なぜ顧問は辞めさせてくれないのか

退部を申し出た時にすんなり退部させてくれることって少ないです。なんで止められるのでしょうか。

チームの人数が足りなくなる

単純な理由として、チームの人数が足りなくなるということがあります。例えばバレーボールでは5人いないと試合ができないし、野球は11人いないとダメですね。そんな感じで、チームスポーツの方が辞めさせてもらえない場合が多いです。

部活動が生徒のためになると信じている

顧問の先生が、「部活動を最後まで続けることが生徒のためになる」と思っている場合もすんなり辞めさせてくれないです。

これはもう顧問の信条の問題なのですが、こういう先生はかなり多いです。

辞めた後に何をやるかを考えよう

私は「部活動に絶対に参加すべき」とは思わないです。ただ、部活動をやめて時間が余ってダラダラしてしまうのはもったいないと思っています。

勉強に力を入れるとか、習い事に専念するとか、部活を辞めた後に何をするのかを決めてから辞めてほしいです。

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