こんにちはめいです。
心をおだやかに保つのって結構大変ですよね。
起こりたくないのについ怒ってしまう
嫌なことがあって忘れたいのにクヨクヨしてしまう
なんとなく不安
などなど、考えたらキリがありません。
私は過去にうつ病になったことがあり、それからは心を穏やかに保つよう様々な工夫をしています。
心を穏やかに保つには
ある程度の物質的な余裕
心を穏やかに保つための工夫
が必要だと考えています。今回は心を穏やかに保つための工夫についてご紹介していきます。
本記事は、メンタルを強くする方法ではなくて、メンタルが強くても弱くても心を穏やかに保つことを目的にしています。
心を穏やかに保つために必要なことは8つあります。
生活のリズムを整える
心を乱すものとは距離をとる
自力で対処できるものとできないものを分ける
周囲への期待を捨てる
やるべきことを整理する
順番に解説していきます。
【今すぐできる!】心を穏やかに保つための工夫8つ
生活のリズムを整える
心を整えたかったら体を整えるのが一番です。心とは脳内の電気信号なので、体の調子がおかしくなると心もおかしくなります。
十分に寝て食べて、ある程度運動をするというのが心を穏やかに保つ上で不可欠です。特に睡眠が大事。
私もうつ病になる前は睡眠不足などで体のあちこちが調子悪かったです。調子が悪いと不安になったりイライラしたりしてしまいます。
最近は生活を整えるように意識しています。
大事なのは、自分に合ったペースを固定することです。私はどうしても早起きが苦手なので、早起きしなくてもいい生活リズムを固定しています。
具体的には以下のようなことです。もちろん私の場合に限った話です。
・お昼からの仕事をする
・夜は決まった時間に寝る
・知らない場所にはなるべくいかない
自分に合った生活のペースは人それぞれなので、あなたも自分に合ったリズムを探してみてください。
心を乱すものや人とは距離をとる
心を乱すものってありますよね。
例えば私はドラッグストアに行くと、化粧品がほしくて心が揺れます。
また、「この人といるとなんかイライラするな」という風に、心を乱す人もいますね。
これはもう物理的に距離を取るしかありません。
ドラッグストアに行かない
見るとイライラする人を視界に入れない
人と距離をとることに罪悪感を抱いてしまう人もいるかもです。でも周りの人みんなと仲良くするのは無理なので、距離を置いて心が穏やかになるのなら距離をおいた方がいいです。
自力で対処できるものとできないものを分ける
自力ではどうにもならないことってありますよね。でも、世の中には自力でどうにもならないことについて悩んでいる人が多いです。
たとえば以下のような問題です。
受験や就職試験の合否
相手が自分を愛してくれるかどうか
過去の決断が正しかったかどうか
基本的に「他人が関与していること」「過去のこと」について悩んでも仕方ないわけです。
受験や就職試験などは競合が強いかどうか、学校や会社がほしい人材がどのようなものかによって結果は変わります。それは自力では変えられないですよね。
また、相手が自分を好きになってくれるかどうかも相手が決めることなので、こちらの力でどうにかなるものではありません。
ただ、受験に受かるように、相手が好きになってくれるように努力するかどうかは自分で決めて自分で行動することができる範囲です。なので最大限努力すればいいです。
自力が及ぶ範囲と及ばない範囲を分けて考えて、自力が及ぶ範囲は最善を尽くすというのが心を穏やかに保つ秘訣です。
周囲への期待を捨てる
自力が及ぶ範囲と及ばない範囲を分けたうえで、自力が及ばない範囲への期待は捨てましょう。
もともと国語の教員なので、『徒然草』の一説を引いてみます。
「万のことは頼むべからず。愚かなる人は、深く物を頼む故に、恨み、怒ることあり」
全てのことは、期待してはいけない。愚かな人は、何かに大きな期待をかけたからこそ恨んだり怒ったりするのだ。
恨んだり怒ったり心が穏やかでない時は、何かしらに対する期待があるのです。
「合格させてほしい」←学校や会社への期待
「好きになってほしい」←相手への期待
相手がどう判断するかを試すドキドキ感が好きなら期待もいいのですが、心穏やかにいたいなら自分が何に期待しているかを認識して捨てましょう。
やるべきことを整理する
昼休みにごはんを食べながら、
「部長に明日渡す書類を作って、15時からクライアントさんと打ち合わせをして、別のクライアントさんに電話して、後輩に渡す資料を探して、家に帰ったら今日は掃除をして・・・あと、来週のプレゼンの資料もそろそろ作って、月末の報告書も作らないと・・・」
とぐるぐる考えてしまう。
やることがたくさんあると心が穏やかじゃなくなりますよね。
とりあえずこういう時はやるべきことを整理した方がいいです。人間が一度に考えられるタスクというのは3つくらいが限度らしいので、それ以上の時は紙に書いて整理します。
家の掃除は家に帰ってから考えればいいので、とりあえず今は考えなくていいわけです。やらなければいけないことと、ある程度必要な時間を書き出します。
部長に渡す書類作成 1時間
打ち合わせ 1時間
電話 10分
後輩に渡す資料探し 30分
プレゼン資料作成 3時間
月末報告書 30分
こんな感じで書き出すと、今はどれを優先すべきかわかりますよね。
「打ち合わせの時間は変えられない。打ち合わせまでに部長に渡す書類を作って資料探しをするとちょうどいい。
電話しないといけないクライアントさんの勤務時間は17時までだから、打ち合わせ終わったらすぐ電話しよう。
その後は月末報告書を書いて、退勤時間まではプレゼンの資料作成をしようかな。」
こう考えると
① 部長に渡す資料作成
②後輩に渡す資料探し
③打ち合わせ
④電話
⑤月末報告書
⑥プレゼンの資料
みたいな感じですっきりですね。
今やるべきことに集中する
何か心配事があると、今考えなくてもいいことを考えてしまうことがありますね。
「明日のプレゼンやりたくない」
「来週の面接心配だな。寝坊したらどうしよう」
先のことが不安になるとどうしてもそれに心が揺さぶられて、穏やかでいられません。
でも、先のことを今考えてもどうにもならない。
今は「今、やるべきこと」に集中しましょう。
「今、この時」を大切にするというのは、心を穏やかに保つ上で必要なことです。今に集中するというのは割と難しくて、未来の不安に心が引っ張られてしまいそうになります。
「今考えるべきこと」「今考えなくていいこと」をしっかり分けて考える癖をつけていきましょう。
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