こんにちはめいです。
5年ほど公立高校で教員をしていました。
今日は、「教員のおしゃれはどこまでOKなのか」について考えてみたいと思います。
【元教員が解説】教師のおしゃれはどこまでOKかを考えてみた
結論:それぞれの学校による
どこまでおしゃれがOKなのかの結論ですが、
学校によるというのが正直なところです。
特に規則などで決まっているものではないです。
例えば小学校などでは体育なども担任が見るので、アクセサリーなどはしない方がいいでしょう。生徒の安全に関わるからです。
それに対し、高校などは教科ごとに分かれているので、普通の教科の先生であればアクセサリーなどをつけても支障はありません。
また、学校によって服装指導が厳しいところとそうでないところがあります。特に高校によっては私服登校の学校などもあります。服装指導が厳しい学校では先生もおしゃれは控え目にした方がいいです。
ネックレスなどをしていると、服装指導などの時に
生徒「なんで先生はネックレスしてよくて私はダメなのよ」 先生「校則だからね」 生徒「でもネックレスしてっていい高校もあるじゃん、校則変えればいいじゃん」 |
こんな面倒なやりとりがあります。なので私は装飾品はつけなかったですね。
ただ、基本的に以下のことがクリアできていればOKです。
安全であること 機能的であること 清潔感があること |
それではアクセサリーや服装などのポイントを見ていきます。
教員の髪色
髪の色は地毛の色か、染めても暗めの茶髪くらいがいいでしょう。私がいた高校でも多くの先生がそうしていましたし、研修などで会う他校の先生もそういう色でした。
長さなどは割と自由なのですが、あまり長い人はいませんでしたね。
特に若いうちは、あまり明るい色にしているといろいろな方向から矢が飛んでくるので、とりあえず地毛のまま様子を見た方がいいでしょう。
教員のアクセサリー
アクセサリーは常識の範囲内であれば大丈夫です。女性の先生であればピアスやネックレスなどをつけている先生も多くいます。男性の先生ではあまり一般的ではありません。男性でつけてOKなアクセサリーは結婚指輪くらいです。
教員のメイク
メイクは社会人らしいメイクであればOKですね。ノーメイクだと逆に社会人としておかしいので、適度な濃さのメイクをしましょう。教員はかなり忙しいので、メイク直しをしている先生はほとんどいないです。私は見たことがないですね。
マツエクはOKなのか?
マツエクは80本くらいならOKだと思います。私の勤めていた学校でもマツエクをしている先生もいました。あまり派手すぎるのはやめた方がいいです。あくまでナチュラルな感じで。
ネイル
ネイルをしている先生もまれですね。ナチュラルな色のマニキュアを塗るくらいならOKです。マニキュアを塗っている先生もいましたね。私も透明なマニキュアを塗っていた時期もあります。
ジェルネイルは本当に学校によるかなと思います。私が高校生だった時は、若い女性の先生でジェルネイルをしていた人もいました。ただ、私の赴任した学校ではいなかったですね。研修などで50人くらい集まった中に1人だけジェルネイルをしている人がいたと思います。
どちらにしろ、長さは短くしておきましょう。長いと思わぬ事故につながることがあるからです。
教員の服装
服装は大事なのですが、わりと機能的であればいいのかなと。あと清潔感も大切です。基本的にはスーツなどがいいでしょう。小ざっぱりした格好をしておけば文句を言われることはありません。
学校によってはチノパンとかTシャツなどのラフな格好でOKなところもあります。
体育の先生などは毎日ジャージなどで過ごすこともあります。場合によってはスーツよりも動きやすい服装が推奨されることもあります。
露出はどこまでOKなのか
露出はなるべく控え目がいいですが、とりあえず膝くらいまで隠れていればいいです。ミニスカートやショートパンツはやめましょう。
トップスは袖のあるものがいいかと。生徒と会わない夏休みや休日などにノースリーブを着てくる先生もいますが、基本は袖のある服が無難です。
上履き
上履きはかなりバリエーションがあります。
スニーカーのようなしっかりした靴を履いている人もいますし、つっかけのようなサンダルを履いている人もいます。
上履きについてはあまり制限はありません。
私はナースサンダルを履いていました。スニーカーより通気性がいいし、いい感じに足に固定されるからです。
ただヒールがコツコツ鳴ってしまう靴は、授業中など生徒の集中を削ぐのでやめましょう。
ローヒールの靴を履いている人が多いですが、私は背が低いのでちょっと底が厚めの靴を履いていました。少し底の厚い靴を履くことで、黒板の一番上まで手が届くんですね。
まとめ:教育の場でおしゃれはほどほどに
教員のおしゃれは控え目が基本です。もう一度言いますが、
・安全であること
・機能的であること
・清潔感があること
この3点を気をつけておしゃれを楽しみましょう。
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