こんにちはめいです。
クラウドワークスやランサーズで応募する案件を探している際に、こんな文言を見かけたことはありませんか?
「SEOの知識がある方優遇します!」
「SEOライティングができる方希望!」
でもSEOってなんやねん!と思ってしまいますよね。
今回は、webライターが押さえておきたいSEOの基本的な知識と技術について解説します。
【クラウドワークス】ライター初心者のためのSEOの知識と技術
SEOとは?
SEOとは「Search Engine Optimization」の略です。日本語では「検索エンジン最適化」と言います。
SEO対策をすることで、記事が読者の目に留まりやすくなり、読まれる回数が上がります。
Web記事は、グーグルの検索エンジンによって順位が決められます。
例えば「SEO」で検索したとしますよね。
グーグルが「SEOというキーワードに対して、この記事が一番よく書けている」と判断した記事が一番上に出てくるということです。
つまり、検索エンジンに最適化した記事を作ることで、その記事が多くの人の目に触れやすくなるということです。
検索エンジンに最適化するための様々な対策を「SEO対策」と言います。
最近はライターにもSEOの知識が求められている
Webライティングをやっていると、マニュアルなどに
「見出しにはキーワードを含めてください。」
「文章の冒頭には、キーワードや類義語を多く含めてください」
こういった指示を見ることがあります。
これらはすべてSEO対策なのです。
今までSEO対策を考えるのはクライアントの役目でした。SEO対策をしたうえでクライアントがタイトルや構成などを考え、それに従ってライターが書くという図式です。
しかし最近は、タイトルや構成などの作成もライターが担うことが多くなっています。そのため、ライターにもSEOの基礎知識を求めるクライアントさんが増えつつあります。
SEOライティングのための具体的な技術3つ
では、SEOを踏まえたライティングをするために、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。ライターができることを具体的に3つ紹介します。
「読み手」と「検索意図」をしっかり想定する
記事を書く時は、「読み手」と「検索意図」をしっかりと想定しましょう。
簡単に言うと「どんな人が、どんな疑問や欲求を持って記事を読むのかを考える」ということです。
例えば、「アラサーの彼女への誕生日プレゼントおすすめ5選」という記事の読み手としては以下のような人が想定されます。
読み手:30歳~40歳くらいの会社員男性 検索意図:アラサーの彼女と付き合っている。来月彼女の誕生日なのでどのようなプレゼントがいいのかを調べたい 予算:1万円~3万円 付き合っている期間:あまり長くない。彼女の好みがイマイチわからないのでネットで調べている。付き合ってから始めての彼女の誕生日なので無難にやりたい。 シチュエーション:当日はレストランで食事をすることになっており、その時に渡したい。 |
だいたいこんなことが想像されますね。
大切なのは、「読み手」がある程度絞られることです。読み手を絞って考えると紹介する物の方向性も見えてきます。上の想定から以下のように考えることができます。
・紹介する物の値段は1万円~3万円程度のもの ・交際期間があまり長くないので、定番商品を紹介する。好みが分かれそうなものはやめる ・当日レストランで渡すので、そんなにかさばらないもの |
こんな感じで商品を選ぶ方針を立てて記事を書いていきます。
というのも、グーグルは「検索意図に対してアンサーになっている記事」を高く評価するからです。検索意図をしっかり考えないと、ちゃんとしたアンサーも出せませんね。
「読み手」を「ペルソナ」と言うこともあります。
案件によって、ペルソナはクライアントさんが考えてくれることもあります。自分で考える場合は以上のように考えていきますが、クライアントさんが考えてくれる場合はそれに従ってください。
キーワード・類義語・共起語を多く取り入れる
記事の中にはキーワード・類義語・共起語を入れましょう。
それぞれの言葉の意味は以下の通り
キーワード:検索窓に入力される言葉 類義語:キーワードと似た言葉 共起語:キーワードとセットで使われることが多い言葉 |
わかりやすいように「アラサーの彼女への誕生日プレゼントおすすめ5選」を例にとって解説します。
「アラサーの彼女への誕生日プレゼントおすすめ5選」 キーワード:アラサー 誕生日プレゼント アラサーの類義語:30代 30歳 30代前半 20代後半 アラサーの共起語:女子 女性 結婚 |
キーワード・類義語・共起語を多く入れることで、グーグルが「この記事はアラサーの彼女への誕生日プレゼントの記事なんだ!」と認識しやすくなります。
ただし、多くいれすぎても不自然なので、あくまで自然な範囲で。あまり多いとグーグルにスパムだと判断されることがあるようです。
短文で書くことを心がける
文章はなるべく短文で書くようにしましょう。1文が長くなるようなら途中で区切るということです。以下の文章を見てください。
モテるためには明るく積極的に接するのがいいと言われますが、あまりにも馴れ馴れしくされると気持ち悪いと感じてしまう人も多いので注意が必要なので、最初は聞き役に回って相手の話をよく聞いてあげると結果的に信頼されてモテるようになるのでおすすめします。 |
モテるためには最初のうちは聞き役に回るのがおすすめです。話をよく聞くことで信頼され、相手から好意を寄せられます。明るく積極的に接するのがいいと言われていますが、注意が必要。あまり馴れ馴れしくされると気持ち悪いと感じてしまう人もいるからです。 |
2つの文章は内容的には変わりはないですが、後の文章の方が読みやすいです。
1文が長いことで起こる弊害は以下の通り
・主語と述語がねじれる ・何が重要かわからなくなる ・読みにくいので読者が飽きる |
目安としては1文を60文字くらいに納めるようにするとわかりやすい文章が書けます。
SEOの知識は付加価値になる
こんな風にSEOを語っている私も、最近まで
「SEO?何それおいしいの?」
という状態でした。Webライターを3年くらいやっていますが、そのくらいの認識です。SEOの知識のあるwebライターはまだまだ少ないので、少しでも知識をつけるとそれが自分の付加価値になります。
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