こんにちはめいです。クラウドワークスで3年ほどライターをしています。
副業として人気のwebライター。でも稼げないという意見もちらほら・・・。
今回は文字単価別に、実際どのくらい稼げるのかシミュレーションしてみました。
【クラウドワーク】ライターの報酬を文字単価別にシミュレーション
受注した案件の例
クラウドワークスで以下の案件を受注したとします。
女性向けのメディアでのライティング! 〇お仕事内容〇 ・ジャンル:ファッション・美容など ・ターゲット:20代女性 ・文字数:1記事あたり3000字 ・入稿形態:ワードプレス入稿 ・写真選定あり【3枚程度】 〇サポート体制抜群〇 わかりやすいマニュアルや簡単記事作成ツールをご用意! 迷った時は経験が豊富な編集部に質問できるので、安心して執筆をすすめることができます。 自分のタイミングで好きなだけ執筆が可能です! 源泉所得税をクライアントに徴収してもらうにチェックを入れてください。 |
ライターのポテンシャル
ライターのポテンシャルによっても収入は変わるので、ライターのポテンシャルは以下の通りとします。
・ライター歴6か月 ・週に20時間程度稼働(平日2時間 休日5時間) ・1時間2000文字程度タイピングできる |
1か月にこなせる本数は25本
このライターがこの案件で1か月でできる本数は月25本くらいです。
25本の理由は以下の通り。
1時間に2000文字書けると言っても、2時間で4000文字できるわけじゃないです。
以下の仕事は文字数に入らないからです。
・構成を考える
・写真を選ぶ
・文字装飾をする
・入稿する
こういったことを考慮して、3000文字の案件を1日1本くらいがいいところでしょう。
休日は5時間とれますが、平日に書いた記事のリライトがあります。
毎日記事を納品して、休日にリライトをまとめてやるとすると1日3~4本のリライトです。
そのため、休日はリライトと新規記事1本くらいがせいぜいです。
1日あたりの作業量をまとめると
1日あたりの作業量 平日・・・新規記事1本(3000文字) 休日・・・リライト3本 新規記事1本(3000文字) |
こうすると1か月に30本ほどできそうですが、余裕を持って1か月25本としましょう。
・飲み会
・本業の残業
・休日がリライトだけでおわる
こういったことが想定されるので余裕を持たせています。
文字単価別の報酬
では実際に文字単価別の報酬を見ていきましょう。その前に、報酬から引かれるお金を確認しておきます。
報酬から引かれるお金
クラウドワークスやランサーズでは、たとえば2000円の仕事を5本やって1万円の報酬を得たとしても、それがそのまま手元に入って来るわけではないです。
引かれるお金は以下の通り。
手数料20%
クラウドワークスやランサーズでは手数料が引かれます。手数料は10万円までは20%です。
源泉所得税10%
最近は源泉徴収が増えてきました。クラウドワークスでも源泉徴収を推奨しているようです。源泉所得税は10%です。
文字単価0.5円の場合の報酬
手取り報酬額30000円
内訳
入って来る金額 1か月25本×3000文字×文字単価0.5円=37,500 消費税37500×0.1=3750 計41,250円 |
引かれる金額 手数料 37500×0.2=7,500 源泉所得税37,500×0.1=3750円 計11,250円 |
手取り報酬額 41250-11250=30000
文字単価1円の場合の報酬
手取り報酬額60,000円
内訳
入って来る金額 1か月25本×3000文字×文字単価1円=75,000 消費税75,000×0.1=7,500 計82,500円 |
引かれる金額 手数料 75000×0.2=15,000 源泉所得税75000×0.1=7,500円 計22,500円 |
手取り報酬額 82500-22500=60,000
文字単価1.5円の場合の報酬
手取り報酬額90000円
内訳
入って来る金額 1か月25本×3000文字×文字単価1.5円=112500 消費税×0.1=11,250 計 123,750円 |
引かれる金額 手数料 112,500×0.2=22,500 源泉所得税112,500×0.1=11,250円 計33,750円 |
手取り報酬額 123,750-33750=90000
まとめ 文字単価にだけ注目するのは避けた方がいい
リアルな数字を出してみましたが、いかがでしたでしょうか。
これだけしか稼げないのか・・・と思った人もいるでしょう。確かに、決して高い数字とは言えないです。
文字単価だけにフォーカスしていると高い報酬は望めないです。
今回の案件は
・構成もライターが考える
・写真選定あり
・入稿までライターがやる
というものでしたが、もしこれらがなくて単純に書くだけでよかったらどうでしょう。恐らくあと10本くらいは余分にできるはずです。
文字単価だけでなく、どの範囲までライターがやるのかということはとても大切なことです。そのあたりも考えて案件を受注しましょう。
コメント