こんにちはめいです。
2年くらいwebライターとして活動しています。3000文字だと1時間半くらいで書けます。
こんな疑問に答えます。

3000字を書く場合、どうしたらきれいな文章が書けるのだろう?
構成はどうやって作ったらいいんだろう?
ライティング初心者必見!!3000文字の記事の構成のコツ【型が大切】
3000文字のライティングをするときの構成のコツ
・文章の型を理解する
・型に沿って構成を考える
これだけです。順に説明します。
文章の型を理解する
文章を書く時に自分なりの型を持っているとそれに主張などを当てはめていくだけなので楽です。文章には書く内容に応じていろいろな型があります。
ちなみにどの文章においても最後にまとめ的な総括をくっつけた方がいいです。これを置くことで文章にまとまりが出て言いたいことも読者の印象に残りやすいです。
文章の型あれこれ
意見文の型
・主張
・理由
・具体例
・予想される反論への反論
・もう一度主張(まとめ)
【具体例】
主張:優先席は空いていたら健常者でもすわっていいと思う
理由:なぜなら立っていた方が邪魔になることがあるからだ
具体例:先日電車に乗った時、優先席に座らずに立っている人がいたが、その人のせいで通路が塞がれて通りにくかった
予想される反論への反論:健常者が優先席に座ると、本当に優先席を必要としている人が座れないと言われるが、そういう人が来たら譲ればいいだけだ
もう一度主張:優先席は空いていれば座るべきだ
「意見文」は何か自分の主張を展開するときの型ですね。ライティング案件ではこういった文章を書くことはあまりありませんが、ブログなどをやる場合は必須です。
ハウツー文の型
・読者の疑問の定義
・権威性の表示
・ハウツー内容
・まとめ
【具体例】
読者の疑問の定義:どうしたらよく眠れるんだろうという疑問に答えます。
権威性の表示:私は睡眠の質について研究している医者です。
ハウツー内容の紹介:寝る前に甘いものを飲む
寝る1時間前に部屋の電気は暗くする
ヒーリング音楽をかける
まとめ:しっかり眠るには準備が大切です。
ハウツー文は基本的に「読者の悩みに自分のスキルで答えを出す」という感じですね。この記事もハウツー文です。「読者の疑問の定義」と「権威性の表示」についてちょっと解説しますね。
「読者の疑問の定義」ですが、今からこういう疑問に答えていきますよということを明確にするということです。この記事の冒頭の吹き出しがそれです。
「権威性の表示」はこの記事の言っていることに説得力を持たせることです。この記事の場合は冒頭の「こんにちはめいです。2年くらいwebライターとして活動しています。3000文字だと1時間半くらいで書けます。」が権威性ですね。精通している人が書いていますよということを明示します。
権威性の表示の方法
・自分の実体験を紹介
・自分のスキルを紹介
・格言を紹介
・専門家の意見を引用
紹介文(おすすめ記事)の型
・読者の疑問の定義
・権威性の表示
・紹介するものの説明(ランキング形式が多い)
・まとめ
【具体例】
読者の疑問の定義:ニキビを解決するにはどの洗顔料がいいの?という質問に答えます。
権威性の表示:長年ニキビで悩んでいろいろな洗顔料を試してきました。
紹介するものの説明:5位 ○○
4位 ××
3位 ◆◆
2位 △△
1位 ★★
まとめ:いろいろ試して、自分に合うものを探そう
これは何か商品をおすすめするときに使う文章の型です。ライティング案件に多いですね。
何かを紹介するときの型
ハウツー文でも紹介文でも、何かを紹介するということはよくあります。実はこれにも型があって、この型を覚えてしまうとかなり早く書くことができます。今回は商品をおすすめするときの紹介文の型もご紹介します。
紹介文の型
・商品の説明
・口コミの紹介
・どんな人におすすめか
この型を意識することでかなりスラスラ紹介文が書けます。具体的に「メンソレータムのリップ」を紹介します。あの緑の100円弱くらいのリップですね。
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B001V7ULKA
メンソレータムの超ロングセラー商品!!リップといったらこれを思い浮かべる人がほとんどでしょう。コスパ最高で保湿効果の高いリップクリームです。
口コミを見てみるとやはりコスパが圧倒的にいいと評判です。いろいろなリップを試したけどやっぱりこのリップに帰って来るという人も多いようです。
リップケア初心者におすすめです!いろいろあってどれがいいかわからないという人はとりあえずこれを使ってみましょう。
こんな感じですかね。
特に口コミは入れた方がいいですね。日本人は「みんなが言っている」というのに弱いです。かなり説得力が出ます。また、商品のマイナス面を伝える際も「こういう口コミもありました」という形で伝えるとソフトになりますね。
型にそって構成を考える
書きやすい文章を書く下準備です。
・構成を考える
・構成に従って文字数を分配する
この二つを行います。
構成を考える
3000文字いきなり書こうとするから難しいと感じるんですね。3000字の作文なんて日常ではやらないからです。なので3000文字をいきなり書こうと思わない方がいいです。イメージとしては
「3000文字の作文を1本やるというよりは、300字の作文を10本積み上げる」
という感じです。
ここで構成が大切になってきます。構成とは文章の骨組み。どういう見出しを作るかということです。3000文字なら見出しは10個くらいあるといいでしょう。
例「スーパーで野菜の鮮度を見極めるコツ」という記事の構成
・出だし(読者の疑問の定義・権威性の表示をここでやる)
読者の疑問への共感
書き手の信頼性
この記事の要約
・同じ大きさなら重い方が鮮度がいい(ハウツー内容)
・切り口を見てみよう(ハウツー内容)
・つやがいいものを選ぼう(ハウツー内容)
・傷がないかチェックしよう(ハウツー内容)
・色の鮮やかさを比べよう(ハウツー内容)
・葉の大きさをチェックしよう(ハウツー内容)
・午後の方が鮮度のいいものが多い(ハウツー内容)
・まとめ(まとめ)
水分量が大事
傷のないものがいい
こんな感じでしょうか。
慣れてきたら最初に構成を考えなくてもある程度まとまりのある文章になりますが、初心者のうちは最初に構成を考えた方がまとまりのある文章を書けます。あまり細かいところまで決めなくてもいいです。
項目1つにつき300文字くらいを目安に文字を分配する
文字数を分配していきます。「スーパーで野菜の鮮度を見極めるコツ」では以下のような感じです。
・出だし(読者の疑問の定義・権威性の表示をここでやる)
読者の疑問への共感200字
書き手の信頼性200字
この記事の要約200字
・同じ大きさなら重い方が鮮度がいい(ハウツー内容)300字
・切り口を見てみよう(ハウツー内容)300字
・つやがいいものを選ぼう(ハウツー内容)300字
・傷がないかチェックしよう(ハウツー内容)300字
・色の鮮やかさを比べよう(ハウツー内容)300字
・葉の大きさをチェックしよう(ハウツー内容)300字
・午後の方が鮮度のいいものが多い(ハウツー内容)300字
・まとめ(まとめ)
水分量が大事 200字
傷のないものがいい200字
1つの項目についての文字数は300字くらいがいいです。原稿用紙1枚以下なので、割と書きやすいです。もしここで300文字以上書かなければいけない項目があったら構成の項目を増やした方がいいです。
1つの項目について300文字くらいで構成を考えることで、書くのが楽になります。
型と構成が最重要です。
今日の内容のおさらいです。
・文章には型がある
・型に基づいて構成を考えると筋の通った文章になる
・構成を考えたら文字数を割り振る(1項目300文字程度)
繰り返しになりますが、3000文字書こうとするから大変なんですね。300文字の作文を10本やる感じです。ライティングにかける時間を短縮するのは大変ですが、続けることによってライティング力は向上していきます。
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